民進党は10日、天皇退位問題で、全議員を対象とする
懇談会を開いた。
出席者からは、あくまで皇室典範改正と譲位の恒久制度化
を求める意見が続出したという。
実に立派だ。
論点整理で「天皇の意思に基づく」ことを退位の要件の
一つとして明記したことは憲法違反ではないかという
意見が出たが、皇位検討委員会・事務局長の馬淵澄夫氏が
「政治的な意思ではなく、問題ない」ときっぱり回答して
いる。
これも見事だ。
一方、自民党は党役員らたった14人の懇談会で意見集約
をしている。
全然、民主的ではない!
現在の「全体主義・自民党」の体質がよく出ている。
共産党、社民党も退位に関する党会合で典範改正が望ま
しいとした。
立派だ。
自民党は「特例法を前提に、その根拠規定を皇室典範の
「付則」に書き込み、ちゃちゃっと済ますという「朝ナマ」
で竹田恒泰が言っていた方法論で、野党を騙そうとしている。
こんな誤魔化しが「典範改正」を主張する「野党に配慮」
することになると考えているのだから、すさまじい馬鹿だ。
野党の議員たちを、竹田恒泰以下の脳みそだと見ていること
になる。
自民党の議員は竹田恒泰を呼んで勉強会を開いているから、
竹田以下の脳みそということになるが。
竹田恒泰が常に詐欺グループと深い関係にある人物だと
いうことを、自民党はどう考えているのか?
泉美木蘭さんのブログを読んでみろ!
馬淵澄夫氏は「付則をつけても特例法にすべて委任する
形になる」と否定的な発言を繰り返しているが、尤もだ。
野田幹事長は「皇族方の減少にどう対応するか。議論する
場を担保するところまでこの国会でやり切らなければ
いけない」と主張している。
実に立派!
自民党は「安定的な皇位継承については別途、慎重に議論する」
と盛り込む方針だと言うが、自民党幹部は「新たな協議体の
設置までは困難」と言っており、そこまでやらずに逃げて
しまう可能性が高い。
やはり「特例法+典範付則+皇位継承の議論の場」という
自民党の「落としどころ」は罠である。
特例法そのものを潰さなければならない。
民進党が妥協しないか否か?
その気配があるときには共産党の小池晃書記局長が喝を
入れてくれるか否か?
わしはそのために議員会館に小池氏を訪ねて頼んでおいた
のだが、果たして?
明日は「ゴー宣道場」である。
全編、無料で生放送する。
ただし、ネトウヨが大量に荒らしに来ることが予想される。
我々につく尊皇派で、余裕ある者は戦ってくれ。